ロンドン生まれのジャーナリストによる、世界で毎日繰り返されている食料のムダ捨てと、食料のムダ捨てが世界に及ぼす影響を伝える本。
ムダ捨てに関するデータはイギリスとEUが中心だが、著者自ら世界各地に赴き現地でも取材を行っている。
自らもフリーガニズムを実践する著者が、自らの目で見たムダ捨ての実情を伝えてくれ、自分の生活を見なおすきっかけにもなる。
食料を無駄にすることが環境破壊につながり、自らの首を絞めることに気づかせてくれる一冊。
著者 トリストラム・スチュアート(Tristram Stuart)
訳者 中村 友
ISBN 978-4-14-081444-4
発行年 2010-12