2016年2月27日土曜日

ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか

 ジャーナリストとしてドイツに長期滞在する著者によるドイツの就労システムを紹介した本。
 日本より短い時間でより多くのGDPを稼ぎ出すドイツの社会システムの良い部分と悪い部分を客観的に解説している。
 グローバル化した世界で、就労システムや条件の差が、優秀な人材を確保するために重要な条件になりつつあることを考えさせる。
 よりよい社会を考えるうえで参考となる本。

著者 熊谷徹
発行年 2015-8
ISBN 978-4-413-04462-2