2016年2月27日土曜日

ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか

 ジャーナリストとしてドイツに長期滞在する著者によるドイツの就労システムを紹介した本。
 日本より短い時間でより多くのGDPを稼ぎ出すドイツの社会システムの良い部分と悪い部分を客観的に解説している。
 グローバル化した世界で、就労システムや条件の差が、優秀な人材を確保するために重要な条件になりつつあることを考えさせる。
 よりよい社会を考えるうえで参考となる本。

著者 熊谷徹
発行年 2015-8
ISBN 978-4-413-04462-2

2016年2月24日水曜日

ダルビッシュ有の変化球バイブル

 ダルビッシュ有による変化球の握りと投げ方を解説した本。
 どのように変化するかは書かれていない。ダルビッシュ有の略歴や投球についての考え方なども紹介されている。
 「ダルビッシュ有の変化球バイブルアンコール」2013年5月発行を再編集し、本のサイズを変えたもの。
 中上級者向け。

編集 週刊ベースボール
監修 ダルビッシュ有
発行年 2014-3
ISBN 978-4-583-10642-7
★楽天ブックスで「ダルビッシュ有の変化球バイブル」を探す★

2016年2月20日土曜日

代表的日本人

 原書は「Representative Men of Japan」1908年。
 明治期に著者が思う代表的日本人を英語で紹介したものの翻訳本。
 西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮上人の5名を紹介している。
 西洋のなにもかもがすばらしいとされた時代に、著者が思う日本を代表とする5名のすばらしさを紹介している。
 明治期の著作なので封建的な部分やナショナリズムに感化された部分も見られる。人のどの部分をすばらしいと思うかは時代や個人の文化によるところが大きく、著者が語るほど5人に共感や尊敬の念は感じないかもしれない。

著者 内村鑑三
訳者 鈴木範久
発行年 1997-9
ISBN 4-00-007164-5

岩波文庫
発行年 1995-7
ISBN 978-4-00-331193-6

2016年2月17日水曜日

NHKニッポンの里山 ふるさとの絶景100

 日本各地の里山を紹介した本。
 小さめの写真と紹介文で構成されている。
 写真はモノクロも含まれ、全体像ではなく対象をしぼったもの。
 アクセスガイドもなく、写真集でもなくガイドブックでもない。

監修・写真 今森光彦
発行年 2014-3
ISBN 978-4-14-081633-2
★楽天ブックスで「NHKニッポンの里山 ふるさとの絶景100」を探す★

2016年2月13日土曜日

「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド

 2011年に創刊された「男はつらいよ寅さんDVDマガジン」に連載された「ロケ地を歩こう」を元に再構成されたもの。
 ロケ地すべてを紹介したものではない。アクセスデータなどは発行当時のもの。
 
編 「男はつらいよ寅さんDVDマガジン」編集グループ
発行年 2013-7
ISBN 978-4-06-218344-4
★楽天ブックスで「「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド」を探す★

2016年2月10日水曜日

使える武術

 武術研究家が語る武術についての本。
 なにが言いたいのか要領を得ず、言葉巧みにかわされた感じのした本。
 武術の世界には偽物が多く、本物は数えるほどしかいない。そして本物の武術はとても危険。そういったことが言いたかったのか。

著者 長野峻也
発行年 2010/03
ISBN 978-4-480-06537-7

2016年2月6日土曜日

鹿男あをによし

 神経衰弱だからという理由で大学の研究室をなかば追い出されてしまった主人公の男。
奈良の女子校に臨時教師として赴任したものの、早くも一人の女子高生とトラブルを起こし先行きを思いやる事態に。
そんな中、しゃべる鹿と出くわし、重要な使命を受けることになるが、思わぬ邪魔が入り……。
 のんびりと進み、青春ものにファンタジーがくわわったような物語。

著者 万城目学
発行年 2007-4
ISBN 978-4-344-01314-8

幻冬舎文庫
発行年 2010-4
ISBN 978-4-344-41466-2
★楽天ブックスで「鹿男あをによし」を探す★

2016年2月4日木曜日

江戸の卵は1個400円! モノの値段で知る江戸の暮らし

 江戸時代の諸物価を現在の貨幣価値に換算しつつ、江戸の暮らしを紹介した本。

著者 丸田勲
発行年 2011-4
ISBN 978-4-334-03617-1
★楽天ブックスで「江戸の卵は1個400円! モノの値段で知る江戸の暮らし」を探す★