しゃばけシリーズの4作目。短編を5話収録。
「こわい」小説新潮2005年2月号
仏からも見放された妖「狐者異」。そんな狐者異が若だんなのところにあらわれ、職人の腕が上がる薬があるという。栄吉のため、薬を手に入れようと思う若だんなですが。
「畳紙」小説新潮2005年6月号
若だんなの見舞い来たお雛と於りん。ちょっとした騒ぎが起きて、あわてて帰った二人だが、於りんは離れから印籠を持って来てしまう。お雛は印籠を預かるが、その夜屏風のぞきがあらわれ、お雛は屏風のぞきに相談をはじめて。
「動く影」小説新潮2005年8月号
仁吉や佐助が若だんなの所に来る前、若だんなが栄吉とした冒険物語。
「ありんすこく」書き下ろし
吉原の禿を足抜けさせると言い出した若だんな。いったい何が起きたのか。
「おまけのこ」書き下ろし
長崎屋で傷害事件が起き、売り物と家鳴りが行方知れずとなってしまいます。家鳴りの冒険話し。
著者 畠中恵
発行年 2005-8
ISBN 4-10-450704-0
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文庫版
発行年 2007-11
ISBN 978-4-10-146124-3
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