2019年10月30日水曜日

捕食者なき世界 (原題 WHERE THE WILD THINGS WHERE)

 生態系の頂点に君臨するトップ・プレデター(頂点捕食者)。
 トップ・プレデターの存在は、この世界の生態系にどのような影響を及ぼしているのか。
 彼らがいなくなった世界の姿とはどのようものか。生態系を守るため研究者たちが考えた驚くべき計画とは。
 広範な取材と研究結果をもとにした、サイエンスライターによるレポート。
 この世界に対する新たな見方を得られる一冊。

 著者 ウィリアム・ソウゼンバーグ(WILLIAM STOLZENBURG) 
 訳者 野中香方子
   ISBN 978-4-16-372950-3
 発行年 2010-9

2019年10月26日土曜日

プログラミングの世界へようこそ

 コンピュータープログラミングとはどんなもので、言語の種類と特徴、プログラミングをするさいに役立つソフト、 各言語のサンプルプログラムなどが紹介されている。
 わかりやすく、プログラミングを学ぶ最初に利用できる本。

著者 尾川一行・中川聡
発行年 2016-1
ISBN 978-4-8399-5395-9

2019年10月23日水曜日

豆腐小僧双六道中ふりだし

 なんとも曖昧な存在だった妖怪豆腐小僧。
 自分が消えてしまうかもしれないとわかり、急に怖くなります。
 はてどうしたものか、と思案し、先々で出会う妖怪たちに教えをこう豆腐小僧。
 しだいに、妖怪や己とはなんぞや、ということを学んでまいります。
 小僧の消えたくない、という望みは叶いますでしょうか?

 著者 京極夏彦
 ISBN 4-06-212214-6
 発行年 2003-11

豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫)
 ISBN 978-4-04-362008-1
 発行年 2010-10

2019年10月19日土曜日

ウソのような現実の大図鑑

 原書「A WORD OF IDEAS:SEE ALL THERE IS TO KNOW」
 世界各地の現実とは思えいな景色、人の営み、植物、動物、自然現象を紹介した、児童向けの図鑑。
 児童向けの図鑑なので、紹介されている項目は多いが、解説文は少なめ。

著者 アンドレア・ミルズ
監訳 増田まもる
訳 瀧下哉代
発行年 2016-7
ISBN 978-4-487-80974-5

2019年10月16日水曜日

ICO―霧の城―

 宮部みゆきによるゲームソフト「ICO」のノベライズ作品。
 頭に角を持ち、生贄にされる宿命を持つ少年イコと、イコが生贄として捧げられた霧の城で出会った少女ヨルダの物語。
 なぜイコは生贄にならなければいけないのか? ヨルダは一体何者なのか?
 ふたりが手を取り合った瞬間から、止まっていた時が動き出し、真実がしだいに明らかになっていく。
 愛ゆえに起きてしまった悲劇が、永い時を経た今、愛によって解放される。

 生贄として捧げられる前のイコ、過去のヨルダなど、ゲームでは描かれていない部分が描かれ、もう一つの「ICO」といった作品になっている。

 著者 宮部みゆき 
 ISBN 4-06-212441-6
 発行年 2004-6

Ico 霧の城 講談社ノベルス版
 ISBN 978-4-06-182558-1
 発行年 2008-6

ICO(上) 霧の城 講談社文庫版
 ISBN 978-4-06-276809-2
 発行年 2010-11

ICO(下) 霧の城 講談社文庫版
 ISBN 4-06-212441-6
 発行年 2010-11

2019年10月12日土曜日

世界の廃墟

 世界各地の廃墟を紹介した本。
 かんたんな解説文と、数点の写真で紹介されている。
 子細はほかで調べる必要がある本だが、知るきっかけにはなる。

監修、解説、本文 佐藤健寿
発行年 2015-2
ISBN 978-4-86410-392-3
 

2019年10月8日火曜日

コア新書019 文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史

 ドラゴンクエストを文学として見てみると、どのように見えるか、堀井雄二の考えを探りつつ、村上春樹と対比したり、 色々な文献をもとに探っていく本。
 文学としても考えられると褒めているわけでもなく、ドラゴンクエストの魅力を語っているようにも思えず、 ドラゴンクエストを文学として扱ってなにを語ろうとしているのか、最後まで曖昧でよくわからなかった。

著者 さやわか
発行年 2016-12
ISBN 978-4-86436-946-6