お嬢様としての素性を隠して刑事をしている宝生麗子。難事件に遭遇した麗子は、軽い気持ちから食後に執事兼運転手の影山に事件の詳細を話す。
すると、影山の口から執事とは思えない言葉が返ってきた。
お嬢様刑事と、事件の詳細を聞くだけで真相に迫ってしまう執事とのミステリー。
殺人事件の描写もそれほど生臭くなく、主要登場人物との掛け合いも軽妙で、比較的読みやすいミステリー。
短編を6話収録。
「殺人現場では靴をお脱ぎください」文芸ポスト2007年冬号
「殺しのワインはいかがでしょう」きらら2009年2月号、3月号
「綺麗な薔薇には殺意がございます」きらら2009年4月号、5月号
「花嫁は密室の中でございます」きらら2009年6月号、7月号、8月号
「二股にはお気をつけください」書き下ろし
「死者からの伝言をどうぞ」書き下ろし
著者 東川篤哉
発行年 2010-9
ISBN 978-4-09-386280-6
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文庫版
文庫版には単行本未収録のショートショートを収録
発行年 2012-10
ISBN 978-4-09-408757-4
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