2016年4月23日土曜日

雑食動物のジレンマ 上

 原書は「THE OMNIVORE'S DILEMMMA」2006
 様々な物を食べる人間は何を食べるべきなのか、著者自身が様々な場所に取材をおこない、自ら経験してたどり着いた結果とは。 上巻では、アメリカの大規模な工業的農業に疑問を感じた著者が、その替わりとなる答えを探そうとしている。
 アメリカという広大な土地を利用して資本主義経済のもと工業的な農業が発達するとここまで行きつくのかという世界を教えてくれている。
 江戸時代の循環型農業を知る日本人には特に奇妙でかつあたりまえのように見える。

著者 マイケル・ポーラン(Michal Pollan)
訳者 ラッセル秀子
発行年 2009-11
ISBN 978-4-492-04352-3
★楽天ブックスで「雑食動物のジレンマ 上」を探す★

雑食動物のジレンマ 下

 下巻では、上巻に続いて食べ物の出所に着目し、狩猟など自らの手で得た食材で食事を行っている。
 食に対して疑問を持った男がたどり着いた顛末記。食事を考える一助となる本。

ISBN 978-4-492-04353-0
★楽天ブックスで「雑食動物のジレンマ 下」を探す★