2018年9月29日土曜日

奇界遺産2 THE WONDER LAND'S HERITAGE2 by KENJI SATO

 世界各地の、個人、団体が作り出した一見奇妙に見える造形物などを紹介した大型本。
 文化、人の思考の多様性を垣間見るこどができるが、グローバル化で世界の人々と様々な文化を受け入れる能力を求められる時代に、 どこまで受け入れることができるのか問われている気もする。
 ある意味でアンタッチャブルな個人、集団の思想や言動も、海の向こうの話なら見てもいられるが、自分の住んでいる場所の隣だと考えると、 どう思うか。

写真・文 佐藤健寿
発行年 2014-3
ISBN 978-4-7678-1705-7

2018年9月7日金曜日

たのしいプログラミングPythonではじめよう

 原書は「Python for Kids A Playful Introduction to Programming」2013
 Pythonの入門書ではなく、Pythonを使ってプログラミングを学ぶ本。
 子供がPythonを使ってプログラミングを学ぶことを目的としていて、サンプルプログラムを入力しながら、 プログラミングを学ぶことができるようになっている。
 プログラミンを学ぼうとする大人にも使えるが、原書が子供向けに書かれた本なので、図やサンプルプログラムなども 子供向け。
 
著者 Jason R. Briggs
訳 磯蘭水、藤永奈保子、鈴木悠
発行年 2014-2
ISBN 978-4-274-06944-4

2018年8月31日金曜日

シルクロードを知る事典

 シルクロードに関することを網羅的に紹介した本。
 白黒の写真とともに解説されているが、項目が多い分、一つ一つの情報は少ない。
 
編者 長澤和俊
発行年 2002-7
ISBN 4-490-10602-5

2018年8月24日金曜日

たのしくできるかんたんブレッドボード電子工作

 はんだ付けのいらなないブレッドボードを使った電子工作を消化した本。
 ICを利用した作品がほとんどで、使用する機能についてだけICについては説明されている。
 作品例に使われている図が回路図ではなく、初心者にもわかりやすいよう、ブレッドボード上に電子部品を配置した実体配線図が使われているため、 回路図に慣れているとかえってわかりずらい。
 紹介されている作品は、
 電子ローソク、電子ホタル、虫や鳥の電子鳴き声発声機、揺れ検知器、FMトランスミッターによるモールス練習機、 テルミンもどき、暗くなると自動的にLEDが点灯する常夜灯、明るくなると鳴るメロディーオルゴール、キラキラ光るクリスマスツリー、 オーディオ用ステレオアンプ。

著者 加藤芳夫
発行年 2015-9
ISBN 978-4-501-33130-6

2018年8月17日金曜日

奇界遺産 THE WONDER LAND'S HERITAGE

 世界各地にみられる奇怪な場所や人などを、写真とかんたんな解説文で紹介する大型本。
 自然にみられるものよりも、人工的に作り出された奇怪なものが多い、ホルマリン漬けのミイラなどグロテスクなものも。
 オカルトが好きな人なら興味を持つかもしれない。

写真・文 佐藤健寿
発行年 2010-1
ISBN 978-4-7678-0898-7

2018年6月8日金曜日

図解 基礎からわかるQC七つ道具

 品質管理で用いられるグラフの作成方法、品質情報のまとめ方などを解説した本。

著者 市川恭司
発行年 2012-2
ISBN 978-4-8163-5160-0

2018年5月11日金曜日

潜水艦のメカニズム完全ガイド

 軍事機密に触れない内容で潜水艦の構造を紹介した本。
 戦術などの記述はなく、構造に関することが中心。
 潜水艦の構造が大まかに理解できる本。

著者 佐野正
発行年 2016-3
ISBN 978-4-7980-4549-8

2018年5月4日金曜日

おおあたり

 しゃばけシリーズ第15弾。
 シリーズも長くなり、登場人物やその背景などが忘れがちになっているので、過去作品を振り返りながら読むと、 より良くたのしめる。
 収録されているのは以下、
 「序」書き下ろし。
 「おおあたり」小説新潮2016年2月号
 若だんなの幼馴染栄吉の作った菓子が人気になりそれがもとで起きたこと。
 「長崎屋の怪談」小説新潮2016年3月号
 噺家で悪夢を食べる場久の怪談がきっかけで起きたこと。
 「はてはて」小説新潮2016年4月号
 貧乏神の金次が富くじを手に入れたことで起きたこと。
 「あいしょう」小説新潮2016年5月号
 仁吉と佐助がはじめて長崎屋にきたときに起きたこと。
 「暁を覚えず」小説新潮2016年6月号
 若だんなが猫又の薬に手を出して起きたこと。

著者 畠中恵
発行年 2016-7
ISBN 978-4-10-450721-4

2018年4月28日土曜日

スペース金融道

 街金の取り立てを、SFとプログラミング、金融工学を交えて物語としたもの。
 気弱な主人公と、傍若無人な上司がバディを組み、あらゆるところに出向てい金を回収していく。
 金融工学の理論の説明などは難しく感じ、短編をまとめた本なので、説明に冗長な部分もある。
 収録されているのは以下、
 「スペース金融道」書き下ろし日本SFコレクションNOVA5 2011年8月
 「スペース地獄篇」書き下ろし日本SFコレクションNOVA7 2012年2月
 「スペース蜃気楼」書き下ろし日本SFコレクションNOVA9 2013年1月
 「スペース珊瑚礁」書き下ろし日本SFコレクションNOVA+バベル
 「スペース決算期」書き下ろし

著者 宮内悠助
発行年 2016-8
ISBN 978-4-309-02493-6

2018年4月20日金曜日

最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常

 東京藝術大学の在校生などのインタビューから、藝大とはどういった場所で、どのような人たちが学んでいるのか紹介した本。
 美術学部、音楽学部に通う人たちは個性的で天才的な能力の持ち主だが、能力を磨くために必要な費用と、卒業後にその道でお金を稼ぐことの難しさも書かれている。

著者 二宮敦人
発行年 2016-9
ISBN 978-4-10-350291-3

2018年3月31日土曜日

顎関節症は自分で治せる!

 原因、治療法、自分でできることなどがわかりやすく解説された本。
 自分で口を動かす治療法の解説がされているが、これだけでいいのだろうかと疑うほど簡単にできる。
 
著者 齋藤道雄
発行年 2017-4
ISBN 978-4-07-422988-8

2018年3月24日土曜日

マル暴総監

 「週刊実話」2015年4月23日号~2016年3月10日号に連載されたものを書籍化。
 北綾瀬署の組織犯罪対策課の巡査部長、甘糟達男は、暴力団を相手に仕事をするマル暴の刑事だが、小柄で気が弱い。
 飲食店街の喧嘩に出向き様子を見ていると、おかしな男が喧嘩に首を突っ込み始める。
なんとかその場を治めた甘糟だったが、その後、喧嘩をしていた男の死体が発見され、喧嘩に首を突っ込んだおかしな男が容疑者になるが、 その男の正体は……。
 暴力団などが登場するが、血生臭い描写はほとんどなく、文章も読みやすい一般向けのミステリー。

著者 今野敏
発行年 2016-5
ISBN 978-4-408-53683-5

2018年3月18日日曜日

2018年版 くらしの豆知識

 消費者トラブルなどの対処法をまとめて紹介した本。
 独立行政法人国民生活センターがまとめたもの。
 次から次へと詐欺商法が出てくるので、自分が知っている情報の更新は必要だが、 こんなことを知っていなければならないこと自体が、腹立たしくなってくる。

発行年 
ISBN 978-4-906051-91-5

2018年3月10日土曜日

テスターの職人技

 アナログ・デジタルテスターを解説した本。
 構造、特徴、原理、基本的な使い方と電子部品に用いるときの内部抵抗や部品に流れる電流の大きさに関する注意点など。
 アナログテスター用の高インピーダンスアダプタを作るための回路図も掲載。
 中上級者向け。

著者 市川清道
発行年 2015-8
ISBN 978-4-7741-7472-3